君たちはどう生きるのか
引退、引退いいながら引退しない
宮﨑駿監督の
君たちはどう生きるのかを見てきました。
ジブリ作品の中では当時アニメージュで連載途中であった風の谷のナウシカがやっぱり別格。1984年に映画化。あの完成度。音楽も素晴らしい色褪せぬ作品。漫画は全巻持ってるけど難解すぎて、未だに理解不能。

プランでミック以降、混沌としたこの世の中を縮図している作品のように思った。
100年前(といっても実質的な時間ではなく、今よりも体と頭を「健全に」働かせていたわたしたちご先祖さまが生きていた時代)への回帰
わたしたちは飛べない鳥にさせられてはいまいか。
与えられている自由はほんとうの自由や幸せであろうか。
目に見える(学歴、資格、お金、医療、効率の良さ、早く安全に移動できることとか、、etc)に価値基準がいつのまにかすげ替えられ
目にみえない、自分自身の感覚、一見無駄なものがいかに自分自身の心を救ってくれるか
死生観さえも画一化されてしまい、人は病院で産まれて、死ぬことを余儀なくされていまいか。
死は腐敗か再生か。。あまりにタブーとされることが多いと感じている。
一度レールにのってしまったら、頭を働かせず、感情も動かず、楽ちんに。でも行く着く先はどこなのか。

本来それぞれに与えられているギフトを相互に与えあい、、、と、いうと何か特別な才能がないといけないのではないかとか思うけど、いるだけでもいいんだ、という安心感をもって、小さな小さな虫、名もないような草花でさえも世界の調和の中には必要不可欠な存在なのだ。幸せの循環を繋げていけたら世界はどんなに美しく見えるだろう。
「この道が続くのは続けと願ったから」
エンディングの
米津玄師さんの地球儀が心に沁みた。
椅子の軋む音は何か意味あるのかな。
君たちはどう生きるのか
「未来に生きる子どもたちにバトンを渡す」、、、えひめ村のコンセプト。
久々に記事を上げました。えひめ村ホームページ、のんびり再始動〜!!?楽しく、息の長い活動模索中。おたのしみに。。
動画は田んぼに飛ぶハグロトンボ